ISO9001, ISO14001を取得している企業の皆様
SDGsを経営に取り入れるなら、 運用中のISOに取込む事が効果的です!

朝日新聞のSDGs(※1)認知度調査(2021年12月調査)によると、「SDGsという言葉を聞いたことがある」、と答えた人が76.3%に達し、SDGsが社会に急速に浸透していることがうかがえます。企業や団体または個人で「既に取り組んでいる」のが10.7%、今後取り組む予定」なのが9.2%ありました。今後この動きが加速されることが予想されます。

企業がSDGsを経営に取り入れるメリットには次のようなものがあります。

  • 企業イメージが向上し、新たなビジネスチャンスの機会や人材の確保を得やすくなる
  • 取引先からの信頼が高まり、良好な関係を築くことができる
  • 社会に何らかの貢献をしたい顧客が共感して取引が拡大する
  • 共通の目標をもつ事で社内に一体感が生まれ、社員のモチベーションが向上する

しかし、いざSDGsを経営に取り入れようとする時、多くの企業が「何から手を付ければ良いか」「どのように運用すれば良いのか」「どのように維持をすれば良いのか」等、具体的な対応に進めていない状況の企業が多くあります。

SDGsの17のゴールは、下図のように、ISO9001やISO14001と親和性が高く、ISOを取組んでいる企業は、既にSDGsに関連する多くの活動を行っている内容が多くあります。

また、SDGsをISOに取り組むことにより審査機関による第三者のチェック、PDCAの対応により2030年の目標ターゲットまでの進捗、活動状況の確認、必要な対応について分かりやすく実施することが出来ます。

 

SDGsとISOとの関連性

ISO規格
ISO9001(品質)              
ISO14001(環境)  
ISO規格
ISO9001(品質)            
ISO14001(環境)        

ISOの各規格は上記これらのSDGs達成に貢献します。(出典:国際標準化機構ウェブサイト)

他のISO各規格とSDGsとの関係は「ISOを活用して効率的にSDGsを経営に導入してみませんか?」をご確認ください。

 

テクノソフトのSDGs導入・運用支援とは?

テクノソフトでは、企業がスムーズにSDGsを導入するためのツール「SDGコンパス(※2)」を使って、貴社に合ったSDGs導入に向けた支援を行います。

SDGs導入・運用支援の内容(例)は以下の通りです。ISO運用中の企業様には、SDGsを品質や環境のマネジメントシステムに組み込んで、効率良く一体運用できるように支援します。

SDGsをISOに組み込まないで構築する場合、下線部の支援は省略されます。

 

SDGコンパス 支援内容(例) 支援タイプと期間
ステップ 内容 オプション
(随時)
スタンダード
(約4ヶ月)
フォローアップ
(導入1年毎)
1 理解する 導入前に社内各階層への社員SDGs入門セミナーを実施します。    
2 優先順位を決定する チェックリストを用いて貴社の状況を診断し、活動を判定する指標を選択し、取り組む優先課題を決定します。    
3 目標を設定する 優先課題に対する影響が分かりやすく測定可能なKPI(重要業績評価指標)を選択し、SDGs活動を品質(環境)目標に組み込み、SDGsへのコミットメントの外部公表を支援します。 ※ISO導入済みの皆様への支援です。    
4 経営に組み込む SDGsを経営に組み込み、SDGsを貴社に定着させる支援をします。    
5 報告とコミュニケーションを行う PDCAを回し、SDGsのISOマネジメントシステム上での運用を定期的に確認し、経営層にレポートします。また、SDGs目標達成に向けた効果的な進捗状況の外部への公表を支援します。    

 

SDGsを経営に導入することをご検討の際には、是非テクノソフトにお問い合わせください。効果的かつ適切なSDGsの導入、運用対応を提案。支援いたします。

 

※1:SDGs(エスディージーズ:Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)は、2015年9月の国連サミットで採択された、2016年から2030年の15年間で達成するために掲げられた目標です。SDGsは、国だけでなく企業による取り組みも求めており、事業で収益をあげることが、同時に社会や地球環境の改善につながるようなビジネスモデルが求められています。

※2:企業がスムーズにSDGsを導入するために開発されたツールです。5つのステップから構成されます。